「メディカルアロマテラピー」について

早めに書かなければいけないと思いながら・・・今日まできてしまいました。

今日は、少々辛口にはなりますが、「私の個人的な考え」を記させて頂きます。

 

10/30のAspo掲載後、お問合せを多数頂戴しました。

医療従事者の方、介護職の方、アロマ有資格者まで・・・ICAA、サロンメニュー、私の活動形態(メディカルアロマの普及)に興味を持って下さった事を、大変嬉しく思っております。

 

そんな中、「そちらはメディカルアロマだから、飲めるアロマですよね?」という御質問がありました。

この質問には真摯に対応しましたが、正直???だらけでした。

 

それから数日。

SNS上でネットワークビジネス系アロマで有名な、Y社の方が主催するイベントの情報を見て、「あぁ、なるほど。」となりました。

正直、Y社・D社ネットワークビジネスの販売形態にも賛成し兼ねます(一度記事にしています)が、メディカルアロマの認識を間違って理解している方や、健康被害に繋がるような精油の使用方法を勧める方が居る事を知り、大変ショックをうけました。

 

Y社(と、D社)の謳い文句「メディカルアロマ=食べるアロマ・飲むアロマ」となっていて、 

そちらで使用する精油を「直接塗布・食べること・飲むことが出来る=高品質、セラピーグレードの精油」と謳っているようです。

「本物はシンプル!」「誰でも簡単に出来る!」と、精油にディップしてスイーツを食べているようなレポもあがっていました・・・

 

Y社の精油は、雑貨(日本では通常は雑貨扱い)ではなく、「食品添加物」の許可を取っているのだそうです。

添加物としては、「天然香料」に分類されるのでしょうか?

(Y社・D社の訴訟時に、精油の品質について残念な結果が出ています。wikipediaを参照下さい)

食品添加物は、基本的に食品に微量添加するものであり、そのものを食べたり飲んだりする事は通常ありません。(1/100~1/10000程度の添加)

また、食品に含まれる天然香料の濃度は、通常0.001%程度だそうです。

それから考えると、食べ物にディップすることも、水やお茶に混ぜること(そもそも精油は疎水性なので混ざりません)も、添加にはあてはまらない=原液を食べる・飲むということになってしまいます。

イベントレポに、使用精油がチラっと写っていたのですが・・・

「ちょっと待って!その精油は、通常であれば希釈しないと粘膜や皮膚刺激がありますよ??」と、心配になるものでした。ただ写っていただけ…それを願っております。

 

万が一、精油を飲用・食用する時が来たとして・・・1番に考えなければならないことは、精油が高品質だとか、精油が食品添加物の許可を取っているか?なんて事は、全くもって関係ありません!!

「精油の特性」を考えた上で判断しなければなりません。

自己責任の場合もそうですし、イベントやセミナーなどで人に勧める立場の方であれば尚更です!!

・本当に精油を飲む・食べる必要はあるのか?

・飲んだ・食べた場合の副作用(精油に禁忌・注意事項)はないか?

・飲む・食べる以外の、希釈して塗布の方が効率的ではないのか?

そこまでを考えて、責任を持ったうえで、上手に活用・販売頂きたいと思います。

 

当店で扱っている、プラナロム、ル・コントワール精油は雑貨となります。

雑貨だから、粗悪品?そんなことはないですよ!!

使用する精油の品質は、口に出来るか出来ないかではなく、

「どこで採られたものなのか、農薬や酸化防止剤が入っていないか、成分比率はどうなっているか、lot番号が付いているか・・・」

などを、消費者が自身の目でチェック出来れば安心ですよね。

国内で分析された結果=「成分分析表」がついたケモタイプ精油であれば、一目見ただけで品質チェックが可能です。

 

そして、当店・所属協会が目指す「メディカルアロマテラピー」は、この分析表に書かれている精油の「化学成分」「成分比率」に注目して、クライアント様や患者様、一人一人の心身の状態に合わせて活用していくものです。

※例を出しますと・・・肩こりが主訴のクライアント様には、サロンパスの主成分でもある「サリチル酸メチル」を90%以上含んだウィンターグリーンという精油をセレクトすることがありますが、アスピリン拒否反応がある方や皮膚が弱い方には禁忌や注意事項もあり、セレクト時に注意が必要となります。

精油は、正しく上手に活用することでお薬のような有用性が期待出来ます。

しかし、精油の持つ特性を何も知らずに間違った使い方をずっと続けていると、健康被害が出たり、周りの方との信頼関係も崩れたり・・・もっともっと恐ろしいことが起こる可能性もあります。

品質の良い精油を、レッスンや施術時に正しく使用する事は、当たり前のこと。

そこから先…

クライアント様の症状に合わせた精油(化学成分)の選び方をしていくことや、

アロマトリートメントの手技(MD法)こそが、

当店・所属協会が目指す「メディカルアロマテラピー」です。

是非一度そちらを、スクールメニュー(ICAA NARD)やサロンメニュー

などで体験下さいませ。


yuhicolor aromatherapyは、健全な形での「リラクゼーションとしてのアロマテラピー」と「メディカルアロマテラピー」の普及を心から望んでおり、スクール生様やクライアント様の健康維持や美容、代替医療にアロマテラピーを役立てて頂くべく活動して参りました。

当店が5年間かけて築いてきたものと、これから目指していくものは、変わらないと思っております。

全てを御理解頂く事は難しい事かとは存じますが、本日記した事を少しでも心にとめて頂けると幸いです。

今後とも宜しくお願い致します。

 

2015.11.19 y.aoki