追悼

長らくの間、HP・ブログを更新できず申し訳ありませんでした。

この2週間のスクールの近況については別記事に書いていきますのでそちらをご覧下さい。

 

今回は、私の恩師でもあり、かけがえのない友人である、Jさんについて書きたいと思います。

3月下旬、闘病中だったJさんが静かに息を引き取りました。

今回の事を記事にするべきか、悩みました。

悩んだ末にこのエントリーを上げたのは、どこかで気持ちの整理をしていかないとこれから先、何も書けない・出来ない気がしたからです。そして彼女が最初から最期まで、私の仕事を応援してくれていた事が大きいのかなと思います。

 

Jさんとの出会いは6年前になります。初めは医師と患者という立場で。

いつも心に染みわたる優しい言葉をかけて下さる先生でした。

産後鬱になりかけている私の身体のコントロールだけでなく、マッサージの時間をプレゼントして下さり、施術して下さる先生やスタッフの方との出会いの場を作って下さりました。

「アロマテラピーの資格取得を考えている」と、Jさんに相談したのもこの頃でした。「素敵~♪私にも是非教えてね!」と、自分の事のように喜んでくれました。

子どもたちのことも「私の孫~♪」と言いながら、いつも可愛がってくれました。何か行事がある度に「写真頂戴~!!」と子どもたちの写真の催促メールが来ていました(笑)

 

こんな風に平穏で幸せな日々が当たり前にずっと続くと思っていました。

 

ところが、3.11の大震災から少しした頃、Jさんに病気が見つかったと知らされました。

自宅療養中、手紙を3通頂きました。どの手紙にも「なかなか良い報告が出来なくてごめんなさい。」という言葉と共に、「(プレゼントした)アロマグッズが無力感、悔しさ、不安を軽減してくれる。ありがとう」と書かれていました。

今年に入ってすぐ、Jさんは再入院となりました。

半年ぶりに会った彼女は、「お腹が痛くて入院になっちゃったけど、今回はこっそり入院、こっそり退院予定なの~」と言いながら、いつもと変わらない太陽のような笑顔を見せてくれました。

「お腹の痛みをとってあげる事は出来ないけれど、癒しの時間はプレゼント出来るかもしれない・・・」と思い、私は角質ケアセットとトリートメントセットを持参していました。

おそるおそる彼女に「こんなの持ってきたけど、どうかしら?」と聞くと、「きゃ~!嬉しい。やってやって~」と。施術が終わると、「また来週お願いしてもいい?」と、目をキラキラ。

病院に勤めている知人とJさんに了解をとって、 週1~2回アロマテラピーを施すことになりました。

 

短い日で1時間ちょっと、長い日で3時間・・・

体調が良い日は、施術をしながら本当に色んな話をしました。「元気になったら、2人でやること」をリストアップして、指切り。

体調が優れない日は、Jさんの好きな香りで、浮腫を改善する手技を中心に施しました。

「アロマを受けていると、その時は痛みも忘れられるの。ありがとう!ありがとう!」そう言いながら、帰り際に私をギュッと抱きしめてくれます。

「いつか来るその時がずっと後でありますように、彼女の願いが1つでも多く叶いますように・・・」病室を出るときに私はいつもそう願っていました。

そんな願いも空しく、最後にお会いした日から4日後に亡くなりました。

 

こういう話もすれば良かった、もう少し頻繁に顔を出せば良かった…などと、正直、思い返せば後悔する事も多々あります。彼女が望んでいた「元気になったら、2人でやること」も、彼女が居なくなった今、叶えることが出来ないのが悲しいです。

ただ今回、友人としてアロマセラピストとして、彼女と過ごす時間を持てたことは一生の宝物です。

Jさんが「アロマテラピーって凄いね。拡げていきたいね。」と言っていました。これは私がこれから生きていく中で守れる唯一の約束事なのかもしれません。

アロマテラピーをリラクセーションだけでなく、医療の中にも取り入れていくこと・・・決して簡単なことではないのですが、それを目標に頑張って行きたいと思っています。

 

彼女は、ご家族には勿論のこと、彼女に関わる全ての方に慕われ、愛されていました。

Jさんのお人柄、考え方、発する言葉に救われた方は多いと思います。

 

最期まで生きることを諦めなかった強いあなた、辛いはずなのに周りに気を遣っていた優しいあなたの事を尊敬しています。

大好きなJさん、こちらこそ沢山沢山ありがとう。天国でゆっくり休んで下さい。

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コメント: 2
  • #1

    イロドリ (火曜日, 09 4月 2013 02:27)

    涙が出ちゃったよ。
    でも、こうして、少しずつ進んでいけるんだと思ったよ。

    アロマを、医療の現場に取り入れるために
    私も動けたらいいなぁと、本当に思います。

    そうなることで、Jさんの思いはなお、
    みんなの中で生きていくのかもしれないね。

  • #2

    yuhicolor-aromatherapy (水曜日, 10 4月 2013 10:58)

    イロドリさん
    温かく・力強いコメントに励まされます。
    道のりはまだまだ長いですが、少しずつ話が進んできているので、頑張って行きたいと思います。